最新OrCADのご紹介

今回は、Vol.22で先にご紹介いたしましたOrCAD® Capture/CIS 17.2-2016以後にリリースされましたOrCAD 17.2-2016 QiR#2の新機能、改良点の一部をご紹介いたします。また、文末に現在イノテック(株)OrCAD推進室にて実施中の「イノテック創立30周年アニバーサリー・キャンペーン!!」をご案内いたします。

昨年11月に発表いたしましたOrCAD® PSpice® とMathWorks® のMATLAB® /Simulink® の統合環境により、設計者は新たに統合されたシステム設計、デバッグ環境において、ケイデンスのPSpice®アナログ・ミックスシグナルシミュレータの実行、またMATLAB及びSimulinkが提供する動作レベルのモデリング、解析、可視化、さらにMATLABが提供する全てのポストプロセス解析や計測機能の活用が可能となりました。

Simulink/PSpice インターフェース

Simulink/PSpiceインターフェースは、PSpice DesignerとSimulinkの間で仮想プロトタイプ環境においてシステム全体のシミュレーションを可能にし、理想モデルを用いた高速な概念実証シミュレーションの実行、あるいは試作することなく、実際の電子回路設計を用いたシステム全体のシミュレーションが可能です。

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PSpice/MATLAB ビジュアライゼーション インターフェース

パワフルで高性能なPSpiceの波形解析機能には、シミュレーション結果をMATLABにエクスポートできる機能が追加されます。PSpice の波形解析画面からMATLABのプロッティング機能に完全にシームレスにアクセスでき、PSpice のシミュレーション結果をMATLAB上で確認したり、また、エクスポートした波形処理をカスタマイズしたりすることができます。詳しくは、こちらをご覧ください。

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※PSpice/MATLAB ビジュアライゼーション インターフェースは、今後リリース予定の製品ライセンスが必要です。

PSpice デバイスモデル インターフェース

PSpiceデバイス モデル インターフェースは、PSpice上にSimulinkモデルをインポートし、コ・シミュレーションが可能となる双方向フローを提供します。C/C++、SystemC®、およびVerilog-Aコンポーネントを定義し、PSpice上でのシミュレーションを可能にするデバイス モデル インターフェース(DMI) によって、MATLAB 上で作成されたソフトウェアコードをDMIモデルとしてPSpice上にインポートし、シミュレーションを行うことができます。詳しくは、こちらをご覧ください。

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PSpice/MATLAB ファンクション インターフェース

電気電子回路設計者にとって高速な数値計算は常に必要なものであり、波形解析やビヘイビアモデリングの段階においても複雑な数値計算が求められる場合があります。改良されたPSpice/MATLABインターフェースは、PSpice、および Capture上から測定式やビヘイビア モデリングにおいてMATLABの演算機能をダイレクトに利用することができます。

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PSpice システム デザイン リンク概略図

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OrCAD® PCB Editor

新3D キャンバス (Unsupported Prototype)

QiR#1では、第一段階としてグラフィックスエンジンのアップグレード等を行いましたが、第二段階となるQiR#2では、更に3D表示品質の向上や2Dキャンバスと3Dキャンバス間のクロスプロービングなどの強化を行いました。
信号層、ソルダーマスク、シルクスクリーンから外形や基板厚まで、リアルな表現を実現しました。

2Dと3Dキャンバスが表示されている場合、2Dキャンバス上で選択されたオブジェクトが3Dキャンバス上でハイライトされます。また、オブジェクトの追加、移動、削除にも対応します。

シェイプ アプリケーション

QiR#2では、Automatically delete islandsという新しいパラメータが用意され、このパラメータを有効にしている場合には自動的に浮島シェイプを削除いたします。


イノテック株式会社
ICソリューション本部 OrCAD推進室


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