OrCAD Capture 17.2-2016のご紹介

OrCAD 17.2-2016のOrCAD® Capture、PSpice® Designer、およびPCB Designerでは、昨今ニーズの高まるIoT、ウェアラブル、無線モバイル機器開発に要求される小型化や信頼性の高い設計への課題に取り組みました。ここでは、OrCAD製品の中から特にご利用ユーザーの多いOrCAD Capture/CISを取り上げ、ご紹介します。今回リリースの最新版OrCAD 17.2-2016は、10月よりイノテック(株)を通じ、国内ユーザー様向けに提供させていただきます。
以下、最新リリースのOrCAD Capture/CIS 17.2-2016の新機能や改良点の一部をご紹介いたします。

OrCAD Capture

デザイン コンペア (Compare Designs)

新しいOrCAD Captureでは、2つのデザインデータの差分を表示するユーティリティが追加されました。この機能によって2つのデザイン間、回路図フォルダー間、および回路ページ間の論理やグラフィカルな情報を比較することができます。また、プラットフォームやツールに依存しないHTML形式のレポートにより、情報の共有が可能です。

アドバンスド アノテーション (Advanced Annotation)

OrCAD Capture に導入されたアドバンスド アノテーション機能により、デザイン/階層ブロック/回路図ページ/プロパティ・ブロック単位でのリファレンス設定が可能です。

XMLファイル入出力 (XML Export/Import)

この機能により、Captureのデザイン(.dsn)、ライブラリ(.olb)をXMLファイルとして変換し出力することが可能で、また、XML変換されたCaptureのデザイン、ライブラリのファイル入力にも対応いたします。

ISCFファイル出力 (ISCF Export)

ISCF Exportにより、部品属性、ピン属性、Captureデザインのグランドネットを Intel Schematic Export Format (ISCF)として出力することができます。この機能により、インテル® IoT ゲートウェイの要件や機能を満たしているか確認するために利用されるデザインレビュー フローで必要なデータを準備し、開発の支援を行います。

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PDFファイル出力 (PDF Export)

PDF Export では、ghostscript(32ビット版、64ビット版)、またはAdobe Acrobat Distillerを利用し、CaptureのデザインデータからPDFファイルを出力することができます。この機能により以下の2つのタイプのPDFファイルの生成が可能です。

Capture デザインのPDFファイルでは、以下の属性を表示します。

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デザイン コンフィグレーション ファイル (Design Configuration File) のカスタマイズ

オプション選択 (Option Preferences) から、以下のコンフィグレーション ファイルの変更が可能 です。この機能によりデザインフローやコンフィグレーションが容易になりました。

デザインデータ変換

OrCAD Capture 17.2-2016では、他社製品のAltium、Eagleの回路図データの変換をサポートいたしました。

パスワードによるデザインデータ保護

チーム設計化が進む現在の設計環境において、デザインデータの共有による設計IPの保護は非常に重要な課題のひとつです。最新バージョンでは、Captureデザインの保護としてパスワード設定が可能です。パスワードは、削除、あるいは既に設定されているパスワードの修正も可能です。

安定性向上への取り組み

突発的な不具合や予想外の障害等でライセンスサーバーとの通信が途切れた場合でも、プログラム終了プロセス前に設計中のデザインデータの保存を可能にしました。

ユーティリティの追加

いくつかのマニュアル作業の自動化を含む以下のユーティリティを新たに追加しました。

カスタム起動 (Capture Custom Launch)

Capture が起動に失敗した際に、Custom Launch モードでCaptureを再起動することができます。ユーザーは安全な起動を行うために、種々の設定の読み込みと初期化や次回のCapture起動時にレジストリオプションをスキップするなどのオプションを選択することができます。

OrCAD Capture CIS

CIS Part Browserからのライブラリ設定

Configure library optionを利用することにより、CISデータベース部品が設定されたライブラリ内で見つからない場合、capture.iniを変更することなくCIS Part Browserから直接ワンクリックでデザイン内のデータベース部品と配置部品の設定を行うことができます。

テーブル ドロップ リスト (Table Drop List) の改善

特定のテーブル、あるいは全テーブルの検索が可能となりました。これにより非常に大きなデータベースでの利便性が向上しました。

部品マネージャー (Part Manager)のソート機能改良

単位によるソート機能が改良されました。



【今回ご紹介のOrCAD 17.2-2016製品に関するお問い合わせ】

 イノテック(株) OrCAD推進室
 Tel: 045-474-3410  email: orcad@innotech.co.jp

イノテック株式会社
ICソリューション本部 OrCAD推進室
金田 昇馬
CDSバックエンド技術部 SPBグループ
嶋岡 光孝

*組込み総合技術展に出展ご案内*

開催日:11月16日(水), 17日(木), 18日(金)
会 場:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)ブース番号:A-1
※展示会場ではOrCAD製品の他、以下を展示する予定です。

  • 第6世代 インテル® Core™ プロセッサー搭載 CPUボード“SX-8030”
  • 純国産 IoT ゲートウェイ “EMBOX TypET3567”
  • Atom™ E3800シリーズ搭載  BOX型PC “EMBOX TypeAE840”
是非ともイノテックブースにお立ち寄り下さい。

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