編集後記 – Mumbo Jumbo 番外編:日本ケイデンス軽音楽部のお薦めアルバム

皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中はたいへんお世話になりました。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

日本ケイデンスにはいろいろなクラブがあり、様々な活動を行っていますが、その中の一つに2年少し前に結成された軽音楽部があります。日頃はいろいろな曲の練習に励み、年2回程度ライブを開催してその成果を発表しています。
今回は、その軽音楽部の皆さんから普段聞いているアルバムを教えてもらいました。何か新しい音楽をお探しの時のご参考になれば幸いです。

クラシック系: 2選

ニールセン: 交響曲全集 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 サンフランシスコ交響楽団
1996/3/1発売 (ポリドール)
ニールセンは、日本ではあまり認知されていませんが、世界的に有名なデンマークの大作曲家です。中でも交響曲4番「不滅」が最も有名ですが、個人的には、ドイツロマン派の影響を多く受けた交響曲第1番がお気に入りです。
ニールセン: 交響曲全集ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 サンフランシスコ交響楽団
ストラヴィンスキー: 春の祭典&ペトルーシュカメータ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
ストラヴィンスキー: 春の祭典&ペトルーシュカ
ズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック 2015/9/23発売 (SMJ)
ストラヴィンスキー「春の祭典」は原始的なリズムと激しい不協和音で満ちていて、初演時は騒動によりけが人が出るほどの問題作であり、音楽史に重要な足跡を残した曲です。
私が最も好きな曲の1つで、幾つもの演奏を聴きましたが、この1977年に録音された演奏が最高です!

J-POP系: 今年リリースされたアルバムより、独自目線でチョイス

WHITE
Superfly 2015/5/27発売

Superflyの3年ぶり通算5枚目のアルバムで、多くのクリエーターが参加した意欲作。映画やドラマ、CM等のタイアップ曲を含み、ノリノリのロックあり、ポップで楽しい曲、そして情感た―――っぷりのバラード!!聴き応えバッチリ。お勧めのアルバムです♪ アルバムタイトルの「WHITE」は、Vocalの越智志帆自身の心が真っ白くありたいという気持ちを込めたそうです。 軽音楽部のライブでも「愛をからだに吹き込んで」という曲をカバーしています。

WHITE Superfly
Empty MERMAiD(完全数量限定版)LiSA
Empty MERMAiD(完全数量限定版)
LiSA 2015/9/30発売
アニソンを中心としながら、ジャンルを超えた活躍を見せるLiSAの9枚目のノン・タイアップ・シングル。タイトル曲も良いのですが、おまけについてくるLive CDがとても良いです。Liveの盛り上がり・楽しさが伝わってくる、彼女の魅力を最大限に感じられるアルバムです。
20(トゥエンティ)
家入レオ 2015/2/25発売

家入レオの20代最初、通算3枚目のアルバム。タイトルの20(トゥエンティ)は、収録曲の多くが20代を意識した内容だからとのこと。ドラマやCM等のタイアップもあり、一度は耳にしたことのある曲も多いはずです。個人的には彼女の声は高いけど穏やかで、心地よく感じます。軽音楽部のライブでもSillyという曲をカバーしました。

20(トゥエンティ)家入レオ

J-POP系:年代問わずとある軽音楽部メンバーが聞きこんでいるアルバム

BABYMETALベビーメタル
BABYMETAL
ベビーメタル
2014/2/26発売
「アイドルとメタルの融合」をテーマにユニットを結成。バックを固めるバンドメンバーは各分野の腕利きで、3人のVocalちゃんとの対比は一見の価値ありです。ファン層もメタル系とアイドル系が融合しており、Liveの盛り上がりは凄まじいです。海外で多くの動員実績をもつ数少ない日本のアーティストの1つです。社内にもコアなファンが多く存在する、お勧めのユニットDEATH!!
エメラルド
Cocco 2010/8/11発売

沖縄出身のCocco のリリースした中で最も沖縄色の強いアルバムです。 初期のずっしりした暗い感じの曲調も良いのですが、歳を経る毎に解放感のある音楽が増えました。 この「エメラルド」もPV が沖縄で撮影されたりうちなーぐち(沖縄弁) が使用されている曲が多く、少し面白いところがあります。

エメラルド Cocco
SCUDELIA ELECTRO SCUDELIA ELECTRO
SCUDELIA ELECTRO
SCUDELIA ELECTRO 1997/6/11発売

一度再結成し再度解散したバンドですが、そのデビューアルバム。元Spiral Lifeの石田ショーキチをがリーダーをしていました。
ジャンルとしてはエレクトロ・ポップですが、非常に聞きやすいアレンジと耳につくメロディーラインがお薦めです。ここ20年近く聞いてるのに飽きません。隠れた名盤です。

以上、日本ケイデンスの軽音楽部からの推薦盤でした。
このまま終わってしまいますと、編集者が何もしていないことになってしまいますので、前出の春の祭典に関する変わり種を3枚ご紹介させていただきます。

SCANDALE
Alice紗良Ott " Francesco Tristano 2014年
お互いにもっともクリエイティブな時期を迎えながら、方向性のまったく異なるピアニスト2人が組んだ異色のコラボ・アルバムで、ピアノ版春の祭典が一番の目玉となるはずなのですが、(グラモフォン伝統のちょっと残念なピアノ録音のために多少損をしている面もあり、) 演奏が多少ちぐはぐな印象を受けます。Tristanoはいつも通りマイペースなので、Ottの柔軟性が光る一枚となっています。
SCANDALE Alice紗良Ott " Francesco Tristano
Stravinsky: Le Sacre du Printemps Fazil Say
Stravinsky: Le Sacre du Printemps
Fazil Say
1999年
こちらは一人多重録音によるピアノ版で、当然ながらぶれのない正確無比なリズムが原曲の凄さを際立たせます。また、John Cageのプリペアド・ピアノを直接手で実現するFazil得意の奏法が、ピアノが弦楽器と打楽器のハイブリッドであることを認識させ、ソノリティーの幅を広げています。凡百のオーケストラをまったく寄せ付けない鬼気迫る演奏が聴けます。
Stravinsky: Le Sacre du Printemps
Stefan Goldmann 2009年

こちらはベルリンのDJ、Stefan Goldmannが挑んだ、春の祭典のリミックス・アルバムとなっています。全曲を146の部分に分解し、十数種類の異なる春の祭典の録音を組み合わせて再構築していますが、何も言われなければ普通の通しの演奏にしか聞こえません。素晴らしい才能と仕事ぶりですが、その結果がごくごく平凡なものになっているのは、おそらく元の音源のためだと思われますが、残念な気がします (が、結果の音響的完全性を追求したであろう本人は音楽性の方はそれほど気にしていないのでしょう)。 おまけにPierre Monteux (懐かしい!) 指揮のBoston Symphony Orchestraによるライブ演奏がついているのがご愛敬です。

Stravinsky: Le Sacre du Printemps Stefan Goldmann

2016年が皆様にとって良い年となりますようお祈り申し上げております。

(tea13)

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