フォーマル検証の広まりと重要性は右肩上がり、その追い風に乗りまして今年2月の開催に加えて本年2回目となるClub Formalの開催をいたします。新たなソリューションの適用や一工夫した使い方を、実際に活用されているお客様の事例として見聞きできるこの機会、皆様の技術力・開発力の血肉になること確信しています。また、米国での最新事例や弊社フォーマル検証の開発トップからのJasperGold®の今後の方向性をご紹介差し上げることで、新たな使い方を発見いただけること期待しております。
今後もケイデンスは、皆さまの検証パートナーとしてプロジェクトを成功へと導くため、様々なご提案を差し上げていく所存です。お忙しい折とは存じますが、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
主 催: |
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
イノテック株式会社 ICソリューション本部 |
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日 時: |
2018年12月05日(水) 13:00 - 17:30(受付開始 12:30) |
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会 場: |
イノテックビル 2階 セミナールーム
横浜市港北区新横浜3-17-6 |
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費 用: |
無料 |
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プログラム: |
13:00
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14:00 |
フォーマル検証技術の最新事例と今後の展望 |
本セッションでは、高位合成からポストレイアウトまでの幅広い場面での検証タスクに対応したJasperGold Appsの世界中のお客様における最新の成功事例をご紹介します。また、JasperGoldの機械学習ベースのproofエンジン最適化などの最新テクノロジをご説明します。
(英語でのセッションとなります。)
講師:米国ケイデンス・デザイン・システムズ社
Jasper R&D, Sr Group Director Rajeev Ranjan
Jasper R&D, Vice President Ziyad Hanna |
14:00
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14:30 |
Jasper User Group Conference (JUG) 2018ご紹介 |
今年も10月にケイデンス本社でJasper Users Group Conferenceが開催され、ユーザ発表が12件(その他1件)行われました。今年は日本も含み、アジアからの発表は例年より多くありました。発表内容もデザイナーアプリからポストシリコンデバッグ事例、フォーマルサインオフからハイレベルシンセシスでの運用事例等々、多岐にわたりました。本セッションでは各発表の概要等をご紹介します。
(JUG2018での発表事例原文についてはこちらをご覧ください)
講師:日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
フィールドエンジニアリング&サービス本部 銭 鏡 |
14:30
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15:20 |
Improve Efficiency of CDC Validation Using Metastability-injected Simulation |
先端フラッシュメモリの様な性能・面積・パワーを重視した果敢な設計では、非同期転送 の検査に工数がかかってしまいます。その解決方法の一つとして、JasperGold CDC Appを活用することで、大量の擬似エラー検査の効率化と検証確度の向上に成功しました。
本発表では、東芝メモリにおけるCDC App導入の背景と、それをシミュレーションと組み合わせたCDC検証として活用した事例について紹介いたします。
お知らせ:当セッションはJUG2018でご好評いただいたセッションの日本語版アンコールとなります。
講師:東芝メモリ株式会社
設計技術推進部 澤田 和直 氏
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15:20
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15:35 |
コーヒー・ブレイク |
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15:35
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16:25 |
JasperGoldとXceliumを有効活用した組込みソフト搭載デザイン設計検証事例 |
近年の設計及び検証戦略では品質向上や設計効率化の観点においてフォーマル検証を使うのがスタンダードになってきています。しかしながら、フォーマル検証で処理できる規模はモジュールレベルに留まりメガマクロや1チップレベルでは従来通りのダイナミック検証でカバーしなければいけません。また、組込みソフト(ファームウェア)が搭載されたデザインにおいてはフォーマル検証が出来ずダイナミック検証を使わざるを得ません。
本発表では組込みソフトが搭載されたデザインにおいて、JasperGoldとXceliumを用いた設計検証事例について紹介いたします。
講師:ルネサス エレクトロニクス株式会社
SoCフロントエンド設計部 西岡 裕弥 氏 |
16:25
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17:15 |
リメイク品開発をJasperGold活用で10倍以上の効率化!
JasperGold SECアプリを使った検証効率化事例の紹介 |
EOL製品開発に代表されるように過去の設計資産を流用して製品開発を行うケースは、現在においても中々無くなることはありません。古い設計資産の場合、クロックラインが複雑でタイミング収束が思いの外困難であったり、設計情報がほとんど残っていないケースが多々ある事でしょう。今回このような状況下で、過去開発製品のリメイクにおいて、JasperGoldのSECアプリを活用し、RTL検証を10倍以上削減した製品開発事例を紹介致します。
講師:メイビスデザイン株式会社
第一技術部 四倉 慧 氏 |
17:15
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17:30 |
まとめ
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17:30
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19:00 |
情報交換会
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簡単ながらお飲み物などを受け付けスペースにご用意いたします。講演者の方や弊社技術陣、今セミナーでお知り合いとなられた他社技術者との方々との歓談+技術交歓/交換などいかがでしょうか?
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