アナログ/ミックスシグナル設計は、多機能化、微細化、低電圧化が進み、ますます難易度が上がっています。
さらに、5G、LiDARに代表されるように、ICだけではなくパッケージ/ボードの影響やシステム全体動作を考慮した協調設計環境のニーズが高まっています。
本セミナーでは、5Gに代表される高周波回路設計を効率化可能なICパッケージ協調設計環境Virtuoso® RF Solution、4月に発表した大規模対応/高速処理が可能な3次元フルウェーブ電磁界解析ソルバー Cadence® Clarity™ 3D Solver、これらのソリューションの構築にあたりパートナーとしてご協力いただいているAWR/National Instruments社の高周波設計/測定環境をご紹介します。
また、光学デバイスと制御ICを含むLiDARシステムの設計ソリューションについてもご紹介します。
お忙しい折とは存じますが、是非、ご参加いただけますようお願い申し上げます。
主 催: |
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
イノテック株式会社 ICソリューション本部 |
日時/会場: |
2019年 6月11日(火) 13:00-17:30 (受付開始: 12:30)
イノテックビル 2階 セミナールーム
横浜市港北区新横浜3-17-6
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費 用: |
無料 |
内 容: |
13:00-13:45 |
5G設計の課題とチャレンジ |
日本ケイデンス
カスタムIC&シミュレーション テクノロジーセールスリード
グループディレクター 佐藤 伸久
端末、インフラ双方においてミリ波RFが使われることによる特殊な要求も加わり、5Gで求められるパフォーマンスの実現は通信業界において大きな課題になっています。C-RAN、backhaulにおけるエッジコンピューティング、光fronthaulなど5Gを実現するためには、設計において様々なシステムアーキテクチャ上の変更が必要になります。また、非常に高速なデータ転送、膨大な接続端末、低レーテンシー、高品質、セキュリティ、バッテリー寿命などを考慮しなければなりません。本セッションでは、5G設計の課題、チャレンジについてご紹介します。
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13:45-14:45 |
RF回路用ICパッケージ協調設計ツール Virtuoso RF |
日本ケイデンス
カスタムIC&シミュレーション システム解析チーム
アプリケーションエンジニア 人見 忠明
従来、RFモジュールはICとパッケージを個別に設計するケースが多く、そのため所望の特性を得るまでに手戻りが生じます。Virtuoso RFはVirtuosoベースのICパッケージ協調設計環境で、ICとパッケージのレイアウトを同時に編集でき、また、電磁界ソルバーを用いてパッケージの寄生素子を抽出しICとともにシミュレーションすることが可能で、モジュール設計の効率化することができます。
本セッションではデモを交えてVirtuoso RFの機能紹介を行います。
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14:45-15:30 |
[パートナープレゼンテーション] Virtuoso に組み込まれた電磁界解析エンジン AXIEM |
National Instruments グループ AWR Japan 株式会社
リージョナルテクニカルマネージャー 菅原 努 氏
電磁界解析エンジンAXIEMがVirtuosoの環境に組み込まれ、IC内の解析に利用できるようになりました。特に高速もしくは高周波部分が含まれるアナログのICを設計されるお客様の設計効率と精度の向上に寄与します。講演では前半で弊社製品の概要、特に5Gや自動車に関連する設計事例を紹介し、後半は電磁界解析エンジンAXIEMの特徴を説明します。
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15:30-15:45 |
コーヒー・ブレイク |
15:45-16:45 |
Clarity 3D Solver |
米国ケイデンス
Product Engineering Architect
Charlie Shih
ケイデンスの最新電磁界ソルバーClarity 3D Solverをご紹介します。
5G通信、車載/ADAS、HPC、IoTアプリケーションのシステム設計では、シリコンインターポーザー、リジッドフレックスプリント基板、スタックダイICパッケージなどを受動素子として考慮した特性解析が必要となります。電磁界ソルバーによりこれらの複雑な3次元形状から抽出されたSパラメータをICの寄生素子として含めたシミュレーションを行なうことで、システム全体の特性解析が可能となります。
Clarity 3D Solverは、数百CPUを使用した分散処理で実質無制限と言える大規模対応と、従来比最大10倍もの高速処理が可能となります。
※英語でのセッションとなります。
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16:45-17:30 |
LiDAR設計ソリューション |
Lumerical Inc. Senior Support Engineer Kam Chow氏
日本ケイデンス
カスタムIC&シミュレーション スタッフAE 立石 和之
LiDARシステムは光学デバイスと制御ICを含み、かつシステムレベルの検証が必要となります。本セッションでは、MathWorks社MATLAB、Lumerical社光学デバイス設計ツール、Virtuosoを含むLiDAR設計ソリューションをご紹介します。
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※都合により内容が変更になる場合がございます。
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※申込開始後、定員になり次第お申込を締め切らせていただきます。
※受講票は、お申込後2営業日以内にcdsj_info@cadence.com のアドレスより
ご登録いただきましたE-mailアドレスに送信いたします。
※申込後のキャンセルにつきましては、受講票でご案内しておりますマイページより
ご連絡いただきたくお願いいたします。
お申込受付を終了させていただきました。
お申込に関するお問い合わせ先:
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
コーポレート・マーケティング部
Email: cdsj_info@cadence.com